奥多摩町は町内全域が秩父多摩甲斐国立公園に含まれる広大な森林と数多くの渓谷に恵まれた町です。また、環境省の全国巨樹調査で千本余の巨樹が確認されています。町内には、多くの遊歩道があり、首都近郊のやすらぎと憩いの場として年間212万人もの来遊者を迎えています。奥多摩町公式ウェブサイト
景勝地では日本水源の森百選の「川苔谷」や日本百名山の「雲取山」、関東随一の規模「日原鍾乳洞」、東京の名湧水57選に選ばれた3泉等があり、郷土芸能では国指定無形文化財「鹿島踊り」や都指定無形文化財「川野の車人形」の他獅子舞が11地区にあります。(一社)奥多摩観光協会HP
体験施設等につきましては、各種体験とキャンプができる「山のふるさと村」林業体験施設「奥多摩都民の森」水と森林の学習施設「水と緑のふれあい館」巨樹学習施設「日原森林館」農園体験施設「おくたま海沢ふれあい農園」や管理渓流釣場5箇所等があります。
温泉施設では、町内には4つの源泉があり、日帰り温泉入浴施設「もえぎの湯」や旅館等で入浴していただくことができます。
奥多摩湖に沈んだ旧小河内村には600年以上もの歴史を持つ「鶴の湯温泉」が存在していました。伊豆よりも近い事から江戸時代には湯治客の大変な賑わいがありましたが、小河内ダムの完成と共に、幻の温泉となっていました。平成3年より湖底からポンプで汲み上げ、タンクローリーにより町内旅館・民宿に配湯されています。
特産品としては、わさび・こんにゃく・奥多摩やまめなどがあります。
一般財団法人おくたま地域振興財団は、自然豊かな奥多摩町の森林を活用した活動及び森林環境の保全などを行い、広く人々の健康維持・増進並びに教育、交流、山村地域の振興に寄与することを目的に、平成23年2月15日に奥多摩町により設立されました。
平成23年4月1日より本格的に財団の運営を開始し、「森林セラピー事業」を中心としたストレス解消や健康増進の場の提供や、奥多摩町の観光PR事業を行い、人々の健康増進及び地域振興事業等展開しています。(森林セラピー事業などの事業を奥多摩町から受託し運営しています。)